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ひとりごと

平和な日曜日のいろいろ。

月曜日ですね。ABARTHオーナーの皆さんは週末をどう楽しまれたのでしょうか? 僕は何があった訳ではないのですが、頭の中だけはなんとも充実した一日になりました。

この日、午前中に東京マラソンを避け、散歩しながら都内で見かけたオブジェ。足袋、でしょうかね?けれどシルエットが美しくて、見とれているうちに船っぽくも見えてきて、思考はその昔のFIATバルケッタへ。そこからまた飛んで新しく発売されるFIAT 124 Spiderからきっときっと出てくるハズのABARTH 124 Spiderへ。アバルトはあのちょっとアメリカンなスタイルを、どれくらい崩してくるんでしょうね。

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その後ちょっと珍しいこんなクルマに乗ることに。500系でもそうですが、このタコメーターがどうにも好きになれないんです。。ゴメンナサイ。レイアウト・グラフィックは格好良いなあと思えるのですが視認性が。山口くん、何か考えてみませんか?

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午後に入って立ち寄った喫茶店の入り口に、ぽつんと佇んだうさぎさん。こちらも午前のオブジェと同じく、なんだか目を引かれて眺めているうちに、頭のカタチがだんだんPUNTOに見えてきちゃって「やっぱりバランスだよなあ」とか呟いてみたり。

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そして買い物ついでに入ったお店で、おそらく「THREE」の文字が視界の端に引っかかりふと手にとった化粧品。化粧箱に使われている紙が“しっくり”きてしまい、サンプルをゲット。難航製作中のTHREEHUNDREDカタログに活かそう!っと閃いちゃったり。

three

夕食にちょっと贅沢をして入ったお寿司屋さんで、この美しい仕事っぷりを見せられて、日々の仕事を“こなす”姿勢を反省して「その時その瞬間が勝負だぞ」などと考えてみたり。

susi

そんな展望と希望と反省に苛まれた素敵な日曜日でした。

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Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

月頭のメッセージ。

THREEHUNDREDホームページ、そしてECサイト『THE STORE』のTOP画像は毎月頭に更新しています。まさしく今現在〜週末がその制作の真っただ中です。工程としては基本的に数案のビジュアルを制作、提出して山口のジャッジを待つのですが、その際に僕からの説明は一切添付しません。これは純粋にビジュアルの持つチカラを目一杯引き出したいからなんです。

プリント

「パッ」と見て、「オオッ!」でないとダメなんですね。説明付けして先入観があっての判断は、ブランディングの迷いに繋がると思っているんです。なんて、ちょっと大げさにカッコつけちゃいましたけど。

それでも、毎月採用されている案には僕らなりの小さな小さなメッセージが込められているのは真実。只でさえ一癖あるクルマなABARTHに、THREEHUNDREで自分色を付けちゃおう、なんてオーナー様へ向けたメッセージ。お暇な時にでもぜひ読み解いてみてくださいね!

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

クラブマン

某所にてリフトされたPUNTO EVO、お客様のいない間にこっそり観察させていただいてます。コレ、500系とはまた違った方向性のデザインが素敵ですよね。ディメンションから想像するボリュームを、ギューッと絞り込んで、ザクザク削ってでき上がった“塊”感。きっとそこでほぼこのクルマのキャラは立ちまくっているはずですが、「いやまだまだでしょ!」と、さらに細かなディティールをちりばめて仕上げられた、そんな雰囲気がたまりません。

何故かエッジが多用されたリア上部セクション。さらに上方に向かって絞り込まれたキャビンはこのクルマの強力なアイコンに。

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ギミック感バリバリのFバンパー両サイド。良いです。涎が出そうなくらいイイ。ちゃんと抜けてますしね。スポーツ志向の強いオーナーさんなら、ローター冷却用のダクト取入れ口にも使えそう。

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較べて、500系にも見られるスマートな処理のリアアウトレット。こちらはダミーなんですね。穴、開けたい衝動に駆られましたが我慢我慢。。。

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ABARTHって元々サーキットにルーツを持つブランドですし、現代のクルマとしての基準をクリアしつつも、こういった尖った部分を若干濃いめに残してくれているところが皆をニヤッとさせてくれるんでしょうね。僕の中ではいわゆるクラブマンっぽい雰囲気で、少し汗ばむくらいのドライビングの後、ガレージに頭から突っ込んだ相棒を眺めながらコーヒー飲みたくなるような、そんなクルマ代表です。

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

ABARTHときびなご

その昔、20代前半。初めて買ったクルマはFIAT X1/9 1500でした。今なんて200万オーバーのプライスタグ付いた販売車両しか見かけませんが、その当時は30〜60万あたりが相場だった気がします。社会人になって初めて手にしたボーナスを握りしめ、40万即金で手に入れた車です。

憧れはLANCIA STRATO’SにFIAT ABARTH X1/9 Prototipo。

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70年代前半のWRC。共にABARTHの手の入ったこの2台ですが、片や伝説を作り、片や日の目を見ることのなかった悲運の車。共に当時ベルトーネにいたガンディーニによるデザインの車。

 

オレンジのボディに黒のストロボラインの入った僕のX1/9、「添加剤入れといたからエンジン、バリバリ調子いいよ〜」なんてコト、真顔で言うような中古車屋さんで買った割には調子の良い個体でした。当然、チューニング/カスタム化はサクサク進んで、TAROXローター・パット、KONIスポーツサス、JAMEXスプリング、タワーバー、ANSAマフラー、Vitaloniミラー、前後バンパーレス化、FRPボンネット/トランク、ダックテールスポイラー、FORZAシュノーケル、1300用エンジンフード、強化マウント、WEBER 40DCNF×2・・・。と順調に仕上がっていったのですが、どうにも残念なのがどこにも“ABARTH”のパーツがないこと。

友人づてにあちこち声を掛けてもらっていたある日、東金に住んでいるオーナーさんが車降りたから譲っていただけるとの話に。喜び勇んで出かけ目にしたのは、真っ赤に錆びたマフラー。ライセンスプレートらしきものは付いてますが、全く識別できません。・・・本物?? ネットなんてない時代ですし、そのカタチだって白黒のコピーでしか見たことないんですもの。けれど、「今日はもう遅いから泊まってくださいよ」なんて、やさしいこと言ってくれるオーナーさんを疑う気になどなれず即決。

結局、激旨&てんこ盛りの海の幸をたらふくいただいて翌日帰宅。サンドペーパーを手に2日かけて磨き上げると、鈍く輝きだしたプレート上についにABARTHの刻印が!! その瞬間、4本出しのANSAに比べ何となく頼りなく華奢に見えていたこの2本出しのマフラーが、オーラをまとって見えだすから不思議です。

そんな、僕が初めてABARTHに触れた時のとりとめのないハナシ。なんで急に思い立ったかというと、昨夜の外食にあの日東金で御馳走になったのと同じ『きびなごの煮付け』が出てきたから。口に入れて、フワッとこの魚独特の香りが鼻に抜けた瞬間、僕の脳裏にフラッシュバックしたのはプレートから微かに浮き出てきた「AB・・H」の綴り。愛だな、愛。

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

スタビライザーリンクのマメ知識

本当はヤマグチが率先してTESTしなくてはならないのですが・・・
ここのところ、スタビライザーリンクの長さについて、いろいろなオーナー様から体験談を頂きまして、遅ればせながらノーマルの595でTESTしてみました。
リンクを短くする方向は開発当初からTESTをしていまして、コーナリング中の挙動がシャープになり、また初期反応が良くなる半面、乗り心地は少しずつダイレクト感を増していく印象です。

半年くらい前にオーナー様から「リンクを20mm伸ばして使ってみたら凄く良かったです!」という体験談を頂きまして、何分自分が試していないのでオフィシャルな発言は出来ませんでしたが、先日いろいろ長さを検証した結果、20mmまではリンクを伸ばして使用しても大丈夫だと確認しました。

アバルト スタビライザー 調整

車高や全長式ダンパーを装着してダンパー長がオリジナルと変わっている方もいらっしゃると思うので、一概には言い切れないんですが、595のノーマルダンパーで車両の比較です。
10mm、15mm、20mmと、出荷時から長さを変えて試走した結果、15mm辺りからコツコツ感が和らぎはじめ、単純な乗り心地だけで言うと20mm延長は乗り心地にはかなり効果的だと感じました。

なんでこうなるかを簡単にお伝えすると、リンクの長さを変える事でスタビの取り付け角度が変わり、オリジナル状態からスタビの効力をほんの少し弱めているイメージといったら分かり易いかもしれません(かなりザックリな説明です)。
リンクを長くした事による乗り心地以外の感想は、右に左にという切り返し時のクイック感は鈍感になり、ステアリングフィールは僅かにアンダーステア傾向です。

ただストリートがメインのオーナー様には、有効な調整だと思います。
特に少し荒れた幹線道路を40~60kmくらいで走るシーンや、微速のデコボコ道では優しいタッチに変わります。
THREEHUNDREDのスタビライザーリンクの可動域は純正と比べてかなり広いです。
リンクの長さと相まってこの可動域もクルマの動きに作用していて、特に深いストロークをした際にはリンクは苦しい姿勢になり、純正はここで可動域が無くなり、極論リジット状態になるので乗り味がツンツンした印象になるかと思います。

■ THREEHUNDRED スタビライザーリンク・スチールver商品ページ
■ THREEHUNDRED スタビライザーリンク・カーボンver商品ページ 

たかがスタビライザーリンク、されどスタビライザーリンク。
¥28,000-のパーツでこれだけ遊べたら面白いですね(^^)v
因みに20mm以上延長して使用すると、ロッドからボールエンドが脱落する恐れがありますので、20mm以上は絶対に長くしないでお使い下さい。

THREE HUNDRED アバルトParts

悠々として急げ

河津桜、ですかね。夕刻の隅田川沿いで「おっ」と気付き足を停めてしまいました。なぜか街灯のすぐ下の3本だけが花を咲かせていましたね。

現在もう少し暖かくなる頃のリリースを目指して、THREEHUNDREDのファースト総合カタログを製作中です。しかしこれがなかなか・・・・

sakura

“さりとて人生なんて短いぞ。さあしっかり選び、ゆっくり咀嚼し、存分に味わいながら急ごうか”なんて解釈が僕なりの落としどころなんですが、「悠々として急げ」。開高健が生前よく口にした、大好きなコトバです。今日もカタログ制作に没頭していた僕のアタマの中でまるで音楽の様に舞ってました。良いもの作るためにも!

そう言えば昔、銀座7丁目に事務所を持っていた頃。開高健が通っていたフレンチレストランが近くにリニューアルオープンしたのを知って思い立ち、何度か訪れたことがあります。ある日、ホールのいつも笑顔の素敵な女性が「先生がこれ大好きで召し上がってらしたメニューですから」と、僕が偶然注文したムール貝のワイン蒸しを大盛りでサービスしてくれたことがありました。気を良くした僕は、彼の「お気に入りのワイン数本を小脇に抱え訪れると、必ず駆け寄ってくる、シェフのまだ小ちゃな娘の頭をハット掛けにしていた。」との何かで読んだ話を思い出し、訪ねてみたところ「あぁ、それ私です。」照れ臭そうに彼女が頷いたのを見て、ああ持ち込んだワインに合わせていた料理はきっとこれだったんだ。なんて独り言ちてほっこりしたのでした。

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

近い将来のハナシ。

代表である山口と時には電話、時には顔を突き合わせて色んなアイデアを出し合う事は僕にとっても充実した時間です。そんな中でできるだけ速い段階で実現したい企画の一つがTHREEHUNDREDが提案できる世界をアウトプットすること。各アイテムやデモカーだけではないこのブランドの持つ世界観、例えば季節ごとのおすすめドライビングルートやそのルート沿いにあるレストラン。時間帯によるBGMや撮影スポット。便利なドライビンググッズやウェア。そんな希望や天望に限りはなく、ハナシは尽きません。

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乗って元気になる、見て浸れる、語って輪が広がるこのクルマだからこそ、その世界の広がりや充実感は計り知れないはずです。ゆくゆくはそういったところまで提案できるTHREEHUNDREDでありたいと考えています。

そういう意味では明日のDriving Experience NIKKOも、僕らにとっては大きな実験という側面もあります。ドライビングを緩くも激しくも突き詰めたところに現れるオーナーさん達の表情、きっとそのテンションの上がった口から吐き出される言葉。その一つ一つにTHREEHUNDREDにとって大切なヒントが隠されているはずだと思うからです。

そんな“生”の声、リアルな声を掻き集め、理解し、咀嚼することから僕らの次の指標ができ上がるのだと信じているんです。頼むから晴れてよ!今夜はそんな遠足前の子供みたいな願いだけを胸に、ちょっと早めに寝床に入るとしましょう。

日光サーキットにて皆様の弾ける笑顔をお待ちしてますね!

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

帰ってきた302号

2週間ぶりにデモカー302号が帰ってきました☆
まだリリースするには少し煮詰めが必要ですが、サスペンションキット by OHLINSのバージョンアッププログラムと特注セッティングを企画しています。
今年に入り仕様変更を繰り返していまして、OHLINSへの出入りも激しくなっています。

毎度の事ですが、ヤマグチの無理難題に担当技術者が四苦八苦していますが、大きな山となっていた課題はクリアできまして、かなり久々に戻ってきた302号の乗り味は激変していました(^^)/
ここのところあまりに仕様変更が激しかったので、簡易アライメントのみだったので、イマイチフィーリングが悪かったのですが、久々にバッチリ合わせたアライメントも相まって、ビシッと走る感覚は頗る気持ちがいいです。

スリーハンドレッド アバルト カーボン

スタンダードモデルよりほんの少し乗り味はハッキリしますが、ワインディングやサーキットの限界域でのコントロール幅はかなり上がっています。
現状サスペンションキット by OHLINSをお使い頂いているオーナー様には仕様変更プログラムとしてご提供させて頂きます。
スペシャルセッティングは、この春にレギュラーアイテムとして正式デリバリーを予定している、フロントピロアッパーとリヤサブタンクをキットにした特別モデルの標準セッティングにしたいと考えています。

またひとつABARTH500の可能性を追求出来たように思います。
OHLINSにTHREEHUNDREDがワガママ言いまくった特注セッティング、その抜群のフィーリングをデモカー302でお試し頂けますので、是非お気軽にお問い合わせ頂けたらと思います♪

THREE HUNDRED アバルトParts

週末ですね、クルマ以外の話でも。

なんだかここにくるとホッとできる、時間が余ったりしたとき気付くと足が向いている、そんな場所ってありますか? たまたま近くを通りかかったとき、テイクアウトのコーヒ片手につい寄ってしまうような場所。

僕の場合は月島の外れにある佃がそう。再開発でタワーマンションに埋め尽くされた佃島のすぐそばに、今でも昭和の香りを濃く残すエリアがあるんです。

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隅田川から引き込まれた小さな船溜まりを中心に、ぐるりと囲む様に配された公園。そこに架かる可愛らしい朱色の欄干と、駆け回る子供達の笑い声。夏にはハゼ釣りに興じるおじいちゃんとまだまだ小さなお孫さん。夕方になると高い位置に灯りだす高層マンションの明かりで、はじめて「今」の時代を意識させられますが、船溜まりの水面に引き寄せられて低い視線で過ごすココの時間はまぎれもなく昭和です。

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隅田川を挟んだ対岸には、聖路加タワーが。

さすがにこの時期は寒さに負けてしまいそうですが、もうちょっと暖かくなったら文庫本片手にコーヒーとサンドイッチ。設えてあるベンチに腰掛けて、海の香りを運んでくれる南風を待ちながらゆるゆるとした時間を堪能したいですね。

 

Takeshi Yamaji

OFF SHOT

確認のための作業、というか時々自分自身のピントのズレを正すために画像を使って遊んだりすることがあります。思いつきでサクサク仕上げていって「オッケ〜」と思えたときに、その出来上がった画像が対象とするモノの世界観をきちんと持ち得ているのか?

絵柄に対する彩度の強弱だったり、コントラストだったり、そもそもなぜその1枚をセレクトしたのかだったり。そういった自問自答の時間が、多種あれどモノ作りという括りの上では大切だと思っています。

そういう意味では、何かしら意図を持って撮られた1枚よりもOFF SHOTっぽい画像の方が明確な差がでやすい気がします。

出来上がったビジュアルを前に先の思考はどんどん深まって、そもそも撮影した本人は何を考えながら(オフショットですからそれほどしっかりした意識ではないにせよ)この場面でシャッターを押したのか?なんてところの答えがボンヤリながら見えてきたら、そこでこのお遊びは終了。月に1〜2回、たった20分ほどの作業ですが僕にとっては大切なルーティンになっています。

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ごくまれにそうして出来上がった画像が採用され、このTHREEHUNDREDサイト内にも使われていたりしますので、ほんの少し気にして見てもらえたらデザイナー冥利に尽きます。

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts